カウンセリングとは?━どんな時に受ければいいの?━
きしろ心理相談室は、カウンセリングルームです。カウンセリングと聞くと、どういったものをイメージするでしょうか?1対1で話をする、悩み事を相談する、共感される、話をきく…などなどでしょうか。では、診察となにが違うのでしょうか?
きしろ心理相談室のスタッフは全員、臨床心理学を学んだ臨床心理士です。昨年から国家資格の公認心理士という資格が確立され全員が新たに取得しています。私たちは医学ではなく心理学的な観点から人や心を考えます。
そしてカウンセリングと一言で言っても、背景とする理論は様々にあり、色々な技法があります。相談される方のニーズと、カウセラーの理論背景、技法のマッチングがまずは必要となります。ただ、どのような理論背景であっても共通することは、カウンセリングではその人の症状や診断名としてその人を見るのではなく、その人の全体を理解して関わっていこうとすることです。
その上で、症状を取り出したり、認知を取り出したり、行動を取り出したり、語りを中心にしたり、関係性を中心にしたり、と様々に焦点があります。
ですから、医療と違いカウンセリングは、ご自身についてのことであればどんなことでも対象となり得ます。ほんの少しですが、私たちが経験のなかでカウンセリングの対象としてきたことを以下にご紹介します。
●カウンセリングは、どんな時に受けるの?
・なんだか気持ちが晴れずモヤモヤしている。
・嫌なことを忘れられず頻繁に思い出してしまう。
・いつも同じようなことで人と上手くいかない
・生きずらいと感じる
・人に簡単には言えぬ悩みがある
・なにか自分は他の人と違うと感じる
・何もかも嫌になる時がある
・コントロール出来ない気持ちに襲われる
・居場所がないと感じる
・本当の自分を分かってもらえていないと感じる
・孤独だと思う
・自分など必要ないと思ってしまう
・いつも、後ろめたさを感じている
・人からどう思われるかを基準に行動してしまい、自分の判断で行動することが妨げられている
もし、カウンセリングを受けてみようかと迷っている方がおられれば、少しでも参考になればと思います。