何気ない日常の中の変化
今日は何だか日差しが温かいですね。
さてさて、昨日に引き続き調べてみましたところ、今日は『E.T.の日』(1982(昭和57)年12月4日に映画『E.T.』が日本で公開された)と、『血清療法の日』(1890(明治23)年の12月4日に、北里柴三郎とエミール・ベーリングが破傷風とジフテリアの血清療法の発見を発表した)だそうです。
最近の若い方は、『E.T.』をご存じなかったりするのでしょうか。また、『血清』がそんなに昔に発見されていたなんて、ちょっとびっくりです。
毎日、その日が何かしらの記念日になっている、というのは本当に面白いですね。
ある方にとっては『何の変哲もない1日』が、別の方にとっては『人生を左右する一大事の日』ということもあるかもしれません。(特に今の時期は、卒業論文だったり、試験だったり…。単位をそろえたり、卒業や進級・進学、就職など、来年度の進路が段々と近付いてきて、学生さんや若い方々には、様々な分岐点が見えてくる時期かもしれません)。
もちろん、結婚したり、妊娠したり、出産したり、そんな『その人にとっては重大なこと』も、社会的に見たら、毎日毎日、どこかしらで、何人もの人に起きていることでもあります。
そんな大きなことではなくても、植物や子どもが成長したり、何か些細な気づきがあったり…。そんな変化は、毎日毎日、様々なレベルで、私たちの身の回りで起こっています。私たちが気が付かないうちに起こっていることもたくさんあるでしょう。
そんな小さな変化が積み重なって、ある日『わぁ、この木、大きくなったなぁ』とか、『あら、この子、ちょっと見ないうちにすっかり大きくなって…』とか、『去年の服が入らなくなった…』なんて形で、その変化の量に気が付いたりするのだと思います。
大人でも、『この1年でこんなに…』ということに気づく時期かもしれません。この1年で『好きなグッズがこんなに集まったわ』とか、『こんなにたくさん仕事をしたのか…』とか。1日1日ではちょっとずつのことでも、1年分、となると、ものすごい量になりますものね。雑誌や本、漫画なんかも、定期的に買っていると1年でかなりの量になるでしょうし、新聞なんかはもっとでしょう(新聞を1年分ためる、ということはあまりないかもしれませんが…)。新しいお洋服を買ったり、小物なんかも増えているかもしれませんね。そう考えると、1年の終わりに物を片付けたり、減らす、というのは理にかなっているようにも思います。
もちろん、片付けるものだけではなく、『この1年、こんなに頑張った』という積み重ねもあると思います。ダイエットなどを頑張ったり、健康維持にいそしまれたり、お金を貯めた方りされた方もいらっしゃるでしょう。勉強を頑張ったり、仕事を覚えたり…。資格を取った方もいらっしゃるかもしれませんね。形があるかないかにかかわらず、『1年分の経験』というのは、どなたにも積み重なっていると思います。
年末というのは、1年を振り返る時期のようです。この1年、何がたまったり、変化しましたでしょうか。ちょっとお時間をとって、振り返ってみても、良いかもしれませんね。そこから、また来年のこと、先のことを考えられると、なおすっきり、有意義なお気持ちで新しい年を迎えられるかと思います。