ウォーキングのすすめ

生活習慣の話 運動習慣編 できることから少しずつ、コツコツ運動して健康になろう

生活習慣を考えるときに大きなウエイトを占める運動習慣ですが、実際どんな運動をしたらいいか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは運動がどのような効果を発揮するのか、またどのように運動をすればいいのかについてみていきましょう。

●運動しましょうと言われたけど、、、
健康診断などで「運動しましょうね」といわれたときに、テニスや水泳、ランニングといったスポーツを思い浮かべるかも知れません。

体力のある人はそういった運動量の多いスポーツに取り組むことはとても良いことです。
ただ、「いままで運動せずに人生過ごしてきました」という方にとってはスポーツをするということはなかなか、敷居が高いですよね。

どんなに効率的な運動を張り切って初めても3日坊主だと意味がありません。無理のない運動から始めて少しずつ始めるのが良いでしょう。運動習慣のない人や、あったけれど何年も運動していなくて体力に自信がない、という人にはまずウォーキングを10~30分程度行うことをお勧めします。

●意外と軽視できないウォーキングの効果
ウォーキングといってもただ歩くだけで大した効果なんかあるの?そんな疑問が出てくるかと思います。

実はウォーキングには様々な効果があるのです。どんな効果があるかみていきましょう

•ダイエット効果
ウォーキングは酸素を取り込んで運動する有酸素運動に分類される運動です。有酸素運動では脂肪の燃焼の効果が期待できます。
毎日続けることでシェイプアップを目指すことができます。

•心肺機能向上効果
ウォーキングをする事で心拍数が上がります。これによって心肺機能がトレーニングされて、酸素をしっかり取り込むことができるようになります。

•認知症予防
道を歩いているとき、私たちは多くの情報を取り込んでいます。前方から何かきていないか、後ろは大丈夫かといった情報や音、光、匂いなどの情報が常に更新されています。家の中でじっとしている時とは比べ物にならない量の情報を脳は処理しています。
この刺激が認知症にも良い影響を与えるのです。

•リラックス効果
適度な運動は精神的なリラックス効果があります。また運動により血流が良くなることで肉体的にもリラックスできます。
リラックスできると安眠にもつながります。日常生活が楽しくなるかも知れませんね。

今回は運動習慣について考えてみました。体力に自信のない方はウォーキングから始めてみましょう。

脂肪が燃焼してくるのは20分連続してウォーキングしたときからといわれていますが、ウォーキングには脂肪燃以外にも様々な効果がありますので、短時間からでも始めてみることができると良いですね。

最後に、決して無理はせずに水分をしっかりとって適度な休息をとることも忘れないようにして下さいね。良い運動習慣で、健康で、豊かな人生をすごせるようになれると良いですね。