カウントダウン(アドベントカレンダー)

いよいよ12月になりましたね…。(なってしまいました、というべきでしょうか)。

いよいよ、年末年始へのカウントダウンが始まるなぁ、と思って、思い出したのが、『アドベント・カレンダー』というものの存在です。

まだあまり日本では見かけませんが、検索してみましたところ、ネット上では色々と出回っているようでした。なのできっと、知っている方は知っていらっしゃることでしょう。

欧米(と言いますか、厳密にはキリスト教圏)では、クリスマスによく見かけるもので、壁掛けの、厚紙で作ったカレンダーのようなものなのが一般的なのですが、12月1日~25日まで毎日1個ずつ、切り取り線を切り取って箱を開けると、その中にお菓子や玩具が入っている、というものです。

子供向けにはあまり高くない価格で、チョコレートや、チョコレートでできた金貨が入っているものが多いですが、少し高い物にはおもちゃだったり、大人向けの小物が入っているものもあります。

もちろん、買ってくる必要はなく、手作りすることもできます。箱を25個用意すればできますし、小さく区切ってある引き出しに1~25の番号をふることでも成立します。

お家によっては、それを家のあちこちに隠して、毎日が宝探しのようだったり…。

高価なものが用意してある必要はないのですが、『毎日ちょっとずつ楽しめる』のと、『クリスマスへの期待を高める』ので、子どもは大好きですし、家族もそんな活動を通じて少し親密になる気がします。

もちろん、『クリスマス』というイベントは、厳密には宗教に由来するものですし、そもそも日本に元々あるものではありません。皆さんが全員、クリスマスをお祝いしたり、アドベントカレンダーを作って楽しむ必要もないと思います。

ただ、日本でも、『もういくつ寝ると、お正月~』という歌があるように、楽しみなイベント事を指折り数えて待つ、という風習や文化は、どこの国にもあるのかな、と思いました。

また、クリスマスに限らず、お年賀だったり、お年玉だったり…。普段一緒にいる家族にも、また逆に普段会えない方にも、ご挨拶や何か物を贈る風習、というのも、共通してあるように思います。

相手のことを考えて何かを準備したり、あるいは自分自身に何か、特別なご褒美や楽しみを用意したり…。そういうことが楽しい季節になってきたとも思います。

お忙しいとは思いますが、ご家族やお知り合い、あるいはご自身に向けて、何かを贈ってみる、それを計画して楽しむ、というのはいかがでしょうか?