年末年始の飲み対策

年始年末の飲み会で健康が心配な方へ。

飲み会で健康を害さないために 年始年末の時期がやって来ました。この時期になると忘年会や新年会などいろいろなところで飲み会があったります。いろいろなところで飲み会をするのは楽しい反面、食べ過ぎ、飲みすぎが原因で体調が優れない、なんていう人も増えて来ます。 飲み会で体の調子が悪くならないためにどのような行動をとるべきなのか見ていきましょう。

飲み会の当日の昼食は控えめに 居酒屋で飲み会をしてコース料理を食べて、ビールも進み、口寂しくなり追加で揚げ物を、、、飲み会で楽しくなるとついついカロリーはオーバーしてしまうものです。飲み会で食べる量を抑えるのも大事ですが、勧められて断れないときのことも考えて昼食は少なくしましょう。

空腹で飲むのは控える。お酒に含まれるアルコールは小腸で吸収されます。空腹の時にお酒を飲むとお酒が一気に小腸まで流れるため急にアルコール濃度が上がります。飲み会だと「初めに乾杯でビール」となることが多いので、先にコンビニに行ってヨーグルトやチーズなどの乳製品を摂取しましょう。これらは胃粘膜を保護する役割も果たしてくれます。また油物は消化されるまで長く胃にたまりますので、お酒を飲む前に食べると急激に酔いがまわることが防げます。ただし食べ過ぎには注意してください。

ビタミンミネラルの補給 アルコールを摂取するとビタミンB1が低下することが知られています。またカリウムも低下しますビタミンB1やカリウムはエネルギーの代謝や体の機能の調整に関わり欠乏すると体の不調につながります。 ビタミンB1は豚肉、大豆、くるみ、玄米ご飯などに多く含まれ、カリウムは生の野菜カツオ、サーモンなどに多く含まれます。飲み会中やその前後にこれらを意識して食べると良いでしょう。

脱水に注意。実はビールは水分補給になりません。アルコールには利尿作用(尿を出しやすくする作用)があり、1Lのビールを飲むと、1.1Lの水が出ていきます。またアルコールの分解でも水が消費されます。アルコールをとったらしっかりと水分を補給する必要があります。 締めのラーメンから逃れるために お酒を飲んだ後はラーメンが食べたい。気持ちはとてもわかりますが、カロリーと塩分が大幅に超過してしまいます。温かいお茶をのむ、野菜ジュースを飲むなどしてラーメンは避けましょう。それでもどうしても!という方はファミレスに行き、ラーメンより低塩分低エネルギーのメニューを試して見ましょう。 野菜を多く含むものをとることで、食べ過ぎが防げます。

いかがだったでしょうか。これからの飲み会、体調を崩さず年始年末を満喫できるといいですね。ついつい飲み過ぎてしまう年始年末ですが、少しの工夫で快適に過ごしましょう!