秋の体調不良(気温の変化と、身体と心の関係)

ここ数日は『秋晴れ』と言っても良い天気が続いていますね。(ちょっと雨が降った日もありましたが…)。紅葉を見に行ったり、七五三などのイベントがある方には、ちょうど良い陽気だったのではないでしょうか。お布団を干したり、お洗濯もよく乾いたことでしょう。

 

さて、秋になってきて起きる体調不良というものもあります。

 

特に今年は、お天気が不安定で、気温の差が激しいことは、あちこちで言われている通りです。

 

そうなると、こころとからだのバランスが崩れやすくなります。

・朝がしんどいなぁ

・前日寒かったのに、今日は暑い!

・衣替えしたのに体温調節がうまくいかない… etc…

など、気温というのは人間のからだと密接な関係にあります。

 

特に気温の急激な変化に対してからだはその気温に適した状態に追いつこうとします。そうなると、こころの変化も必然とあらわれます。その変化に対して、からだもこころも追いつけなくなってしまい、「しんどいな…」と感じるようになります。でも、それは誰しもあり得る現象です。

そもそも体温調整を行っているのは自律神経と言い、巷でよく耳にする「交感神経(活発に動く)」と「副交感神経(リラックスする)」はこの部類に入ります。

 

 この自律神経は自分でどうこうできるものではありません。コントロールしようにもからだが勝手に内部環境を一定に保とうとすること(ホメオスタシス)を始めます。私たちができることといえば、そのからだの反応に対して環境を整える。(たとえば寒かったら上着を羽織る等)それに尽きるのです。

 

~そのとき、こころとからだはどうすれば?~

もし、気温の急激な変化に対してこころが疲れてしまったら…?

 

とにかく無理をしない!

 

この一言につきます。

 

 もちろん、巷に出ている自律神経を整える本で書いていることを実施するのもいいです。音楽を聴く、睡眠をとる、お風呂にゆっくり浸かるなどこころとからだがほっとすることをしてあげてください。

 逆に不調をきたした時に無理やりからだを働かせると、こころまで疲れてしまいます。

 自分に正直にからだやこころに「しんどくない?」と聞いてあげてください。自分で自分をやさしくしてあげるのは簡単にできません。だけど、「しんどい」「だるい」は感じることはできます。それがこころの疲れのサインなんです。

 自分にやさしくするのは気温と闘うからだへの一番のエールだと思います。

  

~まとめ~

 この11月は半そでで過ごしている日もあれば、おなかが冷えてヒートテックや腹巻、ぽかぽかソックスが手放せ日もあります。これは自分が「寒い!」と思えばそのように自分のからだを助けてあげる、ということですね。

 

みなさんもこころに疲労を溜めず、こころにやさしさを貯めるのを大切に日々の生活を大事に過ごしてくださいね。