紅葉 ~世界と日本の季節について~

いよいよ秋も深まり、紅葉が見頃の季節となってきました。

 せっかくですから、『こちらのブログでも紅葉の仕組みをご紹介できたら素敵かな』、と思って、ちょっと調べてみたのですが…。何だか難しくてよくわかりませんでした。(どうやら、クロロフィルとか、アントシアニンとかが関係しているらしいのですが…。すみません)。

 そのかわりに印象に残ったのは、『紅葉が見られるのは日本だけじゃないこと』、でも、『紅葉は世界の中でも限られた地域でしか見られない』ということでした。

 よく考えれば、世界には『四季』のない地域もたくさんありますよね。そもそも紅葉自体、『秋→冬』という気候の変化がないと、発生しない訳ですし。熱帯地方ではずっと木が茂っているのでしょうし、砂漠や、雪や氷に閉ざされた地域にはそもそも木は少ないでしょうし…。

 そう考えると、毎年春になって桜が咲いたり、秋になって紅葉が見られる日本、というのは、『景色』という視点では、変化に富んでいて、その点では恵まれているのかもしれません。(もちろん、ずっとこちらのブログで取り上げてきましたように、気候の変化による体調の変化などもありますので、良いことばかりでもないとは思いますが…)。

 また、『海と山が同時に存在する地域の景色』は印象深く、日本にはそのような地域が多い、ということも言われていますね。

 私たちが何気なく目にするシーンや、毎年の恒例行事も、世界から見たら珍しかったり、すごいことだったりするのかな、とちょっと思いました。(もちろん、世界のそれぞれの地域に、それぞれの景色や、恒例行事が存在するのだと思いますが…)。

 そう思うと、紅葉の有難みも増すような気がします。

 遠くにお出かけにならなくても、通勤・通学、外出の帰りや、お家の窓から見える景色や紅葉を、いつもと違った気分で味わってみませんか? (山田)