Dr.Naokiの森田療法コラム ~「第十一回目」摂食障害について~

摂食障害

摂食障害では「やせ願望」や「肥満恐怖」からついつい他者と比較してしまう、「あの人はわたしより痩せている」とか

「この間より体重が増えた」、「顔の部分が肥った」などのとらわれ(精神交互作用)が活発になり、そのことで嘔吐や無理に体重を

減らすM(元来糖尿病の血糖値を減らす薬)を用いたり、どんどん量も増えてしまうし、身体的な悪化も招いてしまいます。

いつしか「それでも痩せている方がまし」と思い、いつしか肝機能障害や糖尿病、循環不全などの身体疾患を招いてしまいます。

 

心理的に大事なことは

比較して考えることを止める?

と思ってもなかなかその習慣は治りません。「考えてはいけない」と自分に言い聞かせることが

かえって痩せへのとらわれを助長してしまいます。

いまの自分でいいと思う。

外見だけにとらわれずに自分のこころを拡げる工夫を行います。

五感を働かせて周りに注意を向ける。

積極的に人と関わることでなにかほめられると「こころが温まります」。

はからい以外の目的をもった行動をする。

「痩せるための行動」ではなく、それ以外の目的、例えば家事をしたり、掃除をしたり、入浴したりします。

他人と会うために出かけたりもします。すべてが自分のこころを温めることにつながります。

 

※次回は「トラウマ体験」について考えてみましょう。